
前回の記事で3人称視点のカメラ設定が完了しました。
今回は3Dキャラクターを動かしていこうと思います。
モーションスクリプトの無効化
Unity-chanはデフォルトでスクリプトが割り当てられています。
一旦すべてのスクリプトを無効化します。

コントローラをインポート
キャラクターを動かすためにコントローラが必要です。
今回は、「Starter Assets – Third Person Character Controller」を使用します。
下のボタンからダウンロード&Unityプロジェクトへインポートします。
コントローラを割り当てる
コントローラのインポートが完了すればあとは割り当てるだけです。
ヒエラルキーウィンドウから「unitychan」を選択します。

インスペクタウィンドウを確認します。

「Animator」の中に「Controller」があります。
「UnityChanARPose」→「StarterAssetsThirdPerson」を選択します。

コントローラのスクリプトを追加する
インスペクタウィンドウの「Add Component」をクリックします。
「Third Person Controller」を選択します。

そうすると、スクリプトが追加されます。

もう一度「Add Component」をクリックし、「Basic Rigid Body Push」を選択します。

最後にもう一度「Add Component」をクリックし、「Starter Assets Inputs」を選択します。

以上で必要なスクリプトの追加が完了しました。
最後に設定をして終わりです。
キャラクターを動かすためのパラメータ調整を行う
まず、「Third Person Controller」のスクリプトを開きます。
「Ground Layers」を「Everything」に設定します。

次に、「Player Input」スクリプトを開きます。
「Action」を「Starter Assets」に設定します。

「Camera」を「Main Camera」に設定します。

実行してみる
以上で設定は完了しました。
ゲームを実行してみましょう。
おわりに
Unity-chanを歩かせることができました。
ジャンプもできますが、空高く飛んで行ってしまうので修正が必要ですね。
次回はそのあたりのブラッシュアップをしてみようと思います。

この作品はユニティちゃんライセンス条項の元に提供されています