スマホとPCの画像

これまでWindowsで開発を進めてきました。

これからはiPhoneでの実機動作確認をすることもでてきますので、Macでも環境構築をしていこうと思います。

WindowsとMacで同時開発するまでの手順

Unityで組織を作成する
Collaborateで組織にプロジェクトをアップする
MacでUnity環境を構築する

Unityで組織を作成する

Unityにログインし、組織を作成します。

「組織」をクリックします。

UnityIDの組織

「新しく追加」をクリックします。

組織の新規作成

組織の名前と業種を設定し、「作成」をクリックします。

組織名を入力

組織が追加されたことを確認します。

組織が追加された

Collaborateで組織にプロジェクトをアップする

Collaborateはプロジェクトに対して、チーム開発やバージョン管理ができる便利なサービスです。

Unityが提供しているサービスなので安心して利用できます。

ではCollaborateの設定方法です。

まず管理したいプロジェクトを開き、ツールバーの「Window > Collaborate」をクリックします。

Collaborateをクリック

Collaborateウィンドウが表示されますので「Set Project ID」をクリックします。

Collaborateウィンドウ

「Organizations」で先ほど作成した組織を選択し、「Create Project ID」をクリックします。

Collaborateで組織を選択

CollaborateがOFFになっているのでクリックしてONにします。

Collaborate有効

Collaborateを始めるための準備が実行されます。

Collaborate有効準備中

Collaborateのバージョンが古いので最新にします。

「Install Latest Version」をクリックしてバージョンアップします。

Collaborateの最新バージョン取得

インストールが完了すると設定は終わりです。

Collaborate最新状態

メイン画面に戻るとすべてのフォルダとファイルに「+」マークがついたことがわかります。

CollaborateウィンドウでPublishできるアイテム表示

これはバージョン管理されたことを意味しています。

マークの意味

+マーク:新規追加(まだバージョン管理されていない)
鉛筆マーク:編集(サーバー上のデータと違いあり)
ーマーク:削除

チェックボックスの「All」をONにして「Publish」をクリックします。

その際、どういった情報をPublishしたかをメモしましょう。

CollaborateウィンドウでAllチェックボックスON

アップロードが完了するまで待ちます。

Publish中

アップロードが完了するとプロジェクトウィンドウの「+」マークが消えます。

Publishが完了すると+アイコンがなくなる

Unityダッシュボードの「DevOps > Collaborate > Timeline」から履歴を確認することができます。

ダッシュボードにログが表示される
※ストレージは1GBまでは無料で使用できます。
1GB以上使用する場合は別途ストレージを購入するかUnity PlusUnity Proにアップグレードする方法があります。

MacでUnity環境を構築する

こちらを参考にしてMacにUnityの開発環境を構築します。

UnityHubを起動し、ログインが完了するとサーバーにあがっているプロジェクトが取得できるようになります。

雲のマークをクリックしてプロジェクトを取得すれば完了です。

Macで環境構築した後、UnityHubにプロジェクトが追加されている

おわりに

これでWindowsでもMacでも開発ができるようになりました。

プロジェクトに変更を加える度にPublishをすることを忘れないようにしましょう。

次はiPhoneでアプリが動作できるようにしようかと思います。

Unity-chanライセンス画像

この作品はユニティちゃんライセンス条項の元に提供されています